くびから考える「睡眠の質を上げる」ためのチェックポイント

柔道整復師、相生晋平です。

 

眠りが浅いという自覚のある方、多いのではないでしょうか。

本日のお客様にも、そんなお話を伺いました。

 

その原因はどこにある?

 

と様々に考えられますが、

 

眠りの中で上手に呼吸ができていないから。

 

というのが一つかもしれません。

 

ウトウトと寝息を立てだしたと思ったら、急にその音がピタッと止まる…。

 

ご家族の方でそんな状態を見受けらることも。

 

いわゆる無呼吸症というもので、男性に多い印象ですよね。

 

実際、女性にもみられるもので、睡眠時の呼吸を大事に考えるらな避けたい症状です。

 

身体の面から紐解けば、その原因は

 

首位置の悪さから気道を狭くしている

目が覚めている時にも呼吸を浅くする癖が付いている

 

の2つがある可能性があります。

 

気道や食道といった大切な器官は首の骨の前に位置しています。

 

ストレートネックなどで首が前に出っ張る場所に来れば来るほど、気道は少しづつ狭められてしまったり、柔らかい動きを阻害されてしまったりします。

 

舌の位置の悪さも作って、気道の通り道を塞ぐ状態にもなります。

 

細くなった気道で行う呼吸は狭い中を行ったり来たり、吸って吐いてのサイクルを浅いものにせざる得ない形に。

 

結果として、呼吸がうまくできない意識下での身体の動きを当たり前にしてしまうことで、無意識下でも上手に呼吸ができず眠りも浅くなるという可能性です。

リラックスの象徴のような呼吸、でも一番リラックスしたい睡眠時に深く大きくできないと眠りも当然、浅くなりますよね。

 

無呼吸症候群、って病気の名前になると大仰で、つい自分は大丈夫と思いがち。

 

ですが、結構、片足を突っ込むくらいの状態には誰でもなっているかもしれません…。

 

日中の眠気が出やすい&首のコリが気になる、加えて呼吸も浅い。

 

予備軍的な間に対応がどんなものでも大事。

 

チェックが全て思い当たるのであれば対策を。

 

施術面では首がストレートになっていないかなど、チェック&改善のお手伝いで良い眠りをサポートしていきますよ。

 

首位置が整うだけでも、空気の入りやすさが変わります。

 

呼吸という運動を体感しやすくするためにも、首の位置を大事にしてくださいね。