柔道整復師、相生晋平です。
お客様から
肩甲骨が内側のほうに動かないのはなぜ?
というご相談がありました。
肩の動きをつくる中で大事な存在が「肩甲骨」。
肩こりが気になる方は、動きが悪くなっているポイントの一つです。
腕がいろんな方向にぐるぐる回転できるのは、肩甲骨が支えになってくれているから。
肩甲骨が内側に動くことを内転、外側に動くことを外転なんて呼びます。
この内・外転の動きは腕を前に伸ばす、後ろに引くという動きのために大事になります。
どちらにも動くのが大事なのに、どうして内側に入りにくくなるのか?
その答えは
最初から内側に入る動作をしているから
です。
胸を張りすぎたり、肩をこわばらせたりといった気づかないうちの習慣により、肩甲骨が最初から内側に引かれてしまっては背骨にぶつかり身動きがとれません。
動かせない状態を自らつくってしまっている…。
これって意外と盲点なんですよね。
もしもあなたが肩甲骨の内側が固い・中に入る動きができていないと思われたら、まず腕を前に大きく伸ばし肩を前に出すことからはじめてみてください。
案外とその一動作だけで肩こりが楽になったりしれくれますよ。